ヤマセミ・カワセミ
山間部の渓流に生息するヤマセミは鏡野町のシンボルとして町の鳥に指定されています。
白と黒の斑模様と頭部の大きな冠羽が特徴的で、縄張り意識や警戒心が強く、人を近付けない鳥。
崖の高い所に穴を掘って巣をつくり魚や水生昆虫を主食としていますが、個体数が少ないためなかなか見ることが出来ません。
鏡野町旧富村一円は、ヤマセミの生息地として岡山県指定の天然記念物に登録されています。
カワセミはヤマセミの半分ほどのサイズ。
鮮やかな水色の躯体が美しい鳥で、”渓流の青い宝石”などの異名を取ります。
ヤマセミよりも若干下流に生息すると言われ、鏡野町では町内に点在する渓流沿いで姿を確認できます。
ヤマセミ同様、写真映えするその姿はバードウォッチングの愛好家ならずとも非常に魅力的です。