先輩の移住体験

リタイヤ後に叶った、ポジティブな第二の人生

山本正行さん 【鏡野町富西谷】

1944年生まれ。1966年に商社に入社し、大阪市内の本社に勤務。その後、転勤や海外出張を経験し、2005年に
定年退職後、大阪府堺市より鏡野町富西谷に移住。

モーレツ商社マンだった58歳の時に田舎暮らしをしている友人の家に招かれて大いに刺激を受けたという山本さん。
自分もリタイヤ後にはそんな生活をしたいと、定年前から移住地探しを始め、出会ったのが旧富村の築80年の
古民家だった。

「大きなケヤキの木にアマゴが泳ぐ白賀川、きれいな空気と水・・・周りの風景すべてに感動しました。」
移住を決意してからは、「地元の人たちに早く溶け込み、村の風習にも馴染みたくて
大阪から週末に通っては河川清掃や祭りに積極的に参加したそう。

購入した家は程なく新しく建て替え、地元の人々が気軽に寄り会えるサンルームも増築。今や地元の人たちとお茶を
飲んで語らう場になっている。

四季折々の自然の移り変わりや恵みを愉しみ、地元の渓谷を守る会や山菜採りの会など行事に参加したり、趣味の
DIYに励んだり、ライフスタイルに合わせて楽しんでいる山本さん。

「地域の方々の温かい心に触れながら感謝し、人生まだまだこれから」と豊かなセカンドライフを謳歌している。


増築したサンルーム。約400坪の敷地の周りには山や小川、柿や栗、ブドウの果樹園など豊かな自然があふれている。
暮らしやすく建て替えた屋敷のあちこちに奥様が趣味で描いた絵も飾られている。


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